【S2シングル最終79位】結局ガブカイリューサーフゴー【レート2188】
[SVシーズン2シングル】襷ガブ+風船サーフゴー+鉢巻カイリュー
はじめまして、TNきわたです。
シーズン2で数年ぶりに最終2桁(レート2188)を取れたので記念に構築記事を書いてみました。
初投稿のため、拙い部分が多々ありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
構築経緯
シーズン1で猛威を振るったカイリューの対策手段として必須と言われていたステルスロック。個人的にはステロを撒くだけで退場という型が好きではなかったため、対面性能の高いAS襷ガブリアスを採用。
また、言わずと知れたサーフゴー+カイリューの並びですが、それぞれサーフゴーはこだわり系、カイリューは竜舞が多かったため、前期で使っていた風船サーフゴーと鉢巻カイリューがより意表をつけて、刺さりやすいと考え、今期でも継続して使用しました。
前期の上位構築記事を見るにあたり、最終16位のごりむちゅうさんの構築が前期の自分の構築と共通している点(鉢巻カイリュー、のろいミミッキュ、フェアリーウルガモス、サーフゴー、ABラッシャ)が非常に多いことと、自分より優れていると感じたため、ウルガモスとカイリューの耐久調整を参考にさせていただきました。
(自分はサブで前期446位でした。)
今シーズンは序盤から中盤までは調子がよく、ほぼ基本選出のみで勝利を量産でき、1月20日から23日くらいまではほぼずっと1位を維持することができていました。
終盤は環境も変わり、1000位代まで落ちることがありましたが、何とか立て直すことが出来ました。
基本選出はタイトルの通り、ガブリアス+サーフゴー+カイリューです。
個体解説
サーフゴー@風船
テラスタイプ:ノーマル
性格:ひかえめ
技構成:シャドーボール、ゴールドラッシュ、みがわり、わるだくみ
調整:174(92)-×-117(12)-203(252)-112(4)-123(148)
C:特化、
D:最速サザンドラ悪波確定耐え、最速ゲンガーシャドボ高乱数耐え(87.5%)
B:鉢巻カイリュー炎パンチ高乱数耐え(87.5%)
S: 準速ガッサ(70族)抜き
基本選出。ゴースト鋼+風船の相性が抜群でした。
利点である地面技への安定した着地が見事に刺さりました。
特に、中盤まで多かった神速じしんの2ウェポンカイリューや、構築上ほぼ確実に出てくるカバルドン、バンバドロなどといった有効打のないステロ要員を身代わり悪巧みの起点にしたり、交代先にダメージを与えることが出来ました。また、こだわり系の多かったガブリアスにも対面有利が取れることが多かったのも強みです。
調整を考えることが苦手で、Sぶっぱか他人の調整を参考にさせていただくことが多い自分ですが珍しくオリジナルで考えてみました。もっといい調整があると思いますが、個人的には満足のいく使用感でした。
気を付ける点として、風船を大事にすること。一回でも攻撃を食らうと風船の利点が失われてしまうことを肝に銘じて立ち回りました。
テラスタイプ:フェアリー
性格:控え目
技構成:テラバースト、ギガドレイン、蝶舞、炎の舞
調整:173(100)-×-109(188)-176(36)-126(4)-143(180)
個人的推しポケモンなのでシーズン1から採用継続。
前期ではCSで使っていましたが、最低限の耐久は必要と感じHBSベースに変更しました。
調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。
フェアリーテラスによって、げきりんなどのドラゴンの一貫を切れること、ドラゴン相手に有効打が打てること、炎の体で30%を押し付けられることが強かったです。
しかし、私の使い方が下手だったせいで、結局特殊アタッカーとしての役割はサーフゴーに任せてしまったため、採用の頻度はパーティの中で一番低かったです。
↑参考にさせていただいたカイリューの耐久調整
カイリュー@こだわり鉢巻
テラスタイプ:ノーマル
性格:いじっぱり
調整:185(148)-204(252)-115-×-120-114(108)
火力おばけ。げきりんorしんそくで敵を吹き飛ばします。前期序盤では鉢巻がケアされることが多く、立ち回りが難しかったです。しかし、今期は竜舞型や渦型などが警戒され、挑発などを打ってくれるケースがあり、暴れやすかったです。相手にステロを巻かれることも多かったですが、8割くらいの確率で採用していました。
前期では準速ASで使用していましたが、耐久が欲しい場面(サーフゴーのゴルラでステロ込みで飛ばされたり)があったので、前述の通り、ごりむちゅうさんの調整を参考にさせていただきました。
ミミッキュ@ひかりのこな
テラスタイプ:フェアリー
性格:ようき
調整:131(4)-142(252)-100-×-112-162(252)
ASぶっぱ
技構成:じゃれつく、のろい、みがわり、いたみわけ
害悪メンヘラミミッキュ。全員陽キャアタッカー、全員FWのブルーロック構築を信条にしている自分ですが、受けループや初手キョジオーンなどが重すぎたため、前期終盤から悪に手を染めてしまいました。こいつのおかげで今まで2割以下だった受けループへの勝率が7割近くまでに跳ね上がりました。また、終盤増えたように感じた、バトンや壁展開にもみがわりでの壁ターン消費、のろいでビルド͡コノヨザルへのダメージソースなど効果的でした。
問題点としては、相手も光の粉を持っているのかと疑いたくなるほどじゃれつくを外すこと。また、サーフゴー相手には何もできないこと。テラスを切るとのろいが打てないこと。霊テラスにしてシャドークローやかげうちの採用も考えましたが、ドラゴンへの打点を考えてじゃれつくを採用しました。
セグレイブ@突撃チョッキ
テラスタイプ:じめん
性格:いじっぱり
調整:191(4)-216(252)-112-×-106-139(252)
ASぶっぱ
技構成:つららばり、じしん、きょけんとつげき、礫
初手のクエスパトラや襷ゲンガーがきつすぎたので採用。テラスタルとの相性がいいポケモンですが、逆にテラスタルを切らないと心許ない感じがして採用率は低めでした。しかし、役割対象のクエスパトラやゲンガーには対面で勝てるようになったのでパーティにいれて大正解だと感じました。
ガブリアス@襷
テラスタイプ:鋼
性格:陽気
調整:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
ASぶっぱ
圧倒的MVP。導入でも述べた通り、ステロだけ撒いて退場する型のポケモンが嫌いなのでASでガブリアスを採用。どこからフェアリーテラバが飛んでくるかわからない環境なので、襷で耐えて、アイアンヘッドで切り返せるムーブが出来たのが強かった。
構築案の段階ではあくまでステロ要員で考えていましたが、ステロを撒くより数的有利を取るアドバンテージの方が大きいと考えた時は初手げきりん特攻などのケースも多々ありました。ただし、パーティの構築上、竜舞ゴツメカイリューにはステロを撒いておかないと全壊させられるので注意しました。
選出
7割くらいの確率で基本選出(ガブカイリューサーフゴー)です。
クエスパトラ、ゲンガー入りにはセグレイブ+カイリュー+サーフゴー
きつかった構築
・積み構築
天然などの受けポケモンが入っていないため、壁を張られてエースに積まれるとかなりきつい展開になりました。ミミッキュで身代わりやのろいを駆使して誤魔化していましたが、連続技持ち(パルシェンやセグレイブ)に貫かれることが結構ありました。
・受けループ+サーフゴー
受けループへの勝ち筋としては、こちらのサーフゴーorカイリューの一貫を作ることですが、そのためにはミミッキュによる崩しが必須です。しかし、相手にサーフゴーを出されるとミミッキュが無力化してしまい、成す術がなかったです。
他にも炎ドラパルト、鋼テラスサザンドラが重めでした。
後語り
思ったより、記事を書くのが大変だったので後半は明らかに手抜きになってしまい申し訳ございません。
シーズン2で人口が多い中、最終2桁という結果には満足しています。大学の期末期間の中、生活の大部分を犠牲にした甲斐があったなと安堵しております。落としていった単位たちも成仏してくれるでしょう。
これからプライベートで忙しくなったり、毎シーズンこんなことを繰り返していたら心身ともに持たないという理由でしばらくは休みますが、また気が向いたら頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【おまけ】
A1無補正のコレクレーをくれた友人S、色カイリューをくれた友人Oに心より感謝申し上げます。
twitter:@bokusekine
ポケモン用に新しく作りました。